一方的に押されていたわけではない。
やりたいサッカーを見せることはできた。
審判の判定に文句はある。
しかし、相手の得点は非のうちどころもなく素晴らしいゴールだった。
もし、太田が扁桃腺でなかったら違う布陣だったのだろうか?
加賀がもう少し早く復帰できていたらどうだったのだろうか?
石川・徳永がもっと縦に勝負を仕掛けていたらどうだったのだろうか?
浦和戦でもっと楽に試合が出来ていたらコンディションはどうだったのだろうか?
グループリーグを1位で抜けていたらどうだったのだろうか?
ファールを取るのがうまい谷澤が最初から入っていたらどうだったのだろうか?
河野をあと10分早く投入していたらどうだったのだろうか?
シュートを枠に入れることにほんの少しだけ頭を使っていたらどうだったのだろうか?
権田がヘディングシュートもっと練習していたらどうだったのだろうか?
いろいろなWHAT IFは考えられる。
でも、どこかで満足している自分もいる。
ACLを戦うということを実感できた今年、これはFC東京の今後に本当に大きな収穫だったのではないか。
ACLは罰ゲームなんかではない。
「さあいこう!世界目指して」という目的を達成するために、
この経験は必ず生きる。
ACL正規ルートでのCWC出場の夢は途絶えた。
でも、選手もサポーターもこの素晴らしい経験を感じたから、
その先に見えるCWCにも出てみたい、との気持ちを感じただろう。
本気モードでアジアで戦った今、本気モードで世界と戦ってみたい、
という欲望が確かなものになりつつある。
今シーズン、まだその夢を叶える道筋は途絶えていない。
ポポビッチ監督のもと、目指すサッカーをより熟成させ、
半年後にCWCに出場し、広州を打ち破って、世界を体感したい。
10年サポーターを続けていて、幸せを感じた夜だった。
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